親知らずの抜歯で小顔になるって本当?そう言われる理由と注意点
親知らずの抜歯を検討している方の中には、「抜いたら小顔になれる」と聞いたことがあるかもしれません。医学的には、顔のサイズ自体が劇的に変化することは少ないとされていますが、抜歯後の腫れや炎症が治まることで、フェイスラインがすっきりしたように感じられることがあります。今回は、親知らずの抜歯で小顔になると言われる理由や、変化が出にくいケース、見た目の印象に関する注意点について、名古屋市南区の歯医者 やくし歯科・矯正歯科が解説します。
1 . 親知らずの抜歯で小顔になると言われる理由

親知らずを抜歯すると小顔になると言われる背景には、いくつかの要因があるといわれています。ただし、骨格そのものが変わるわけではなく、見た目の印象として捉えられる変化である点を理解しておきましょう。
①炎症による腫れが落ち着く
横向きや斜めに生えた親知らずは、歯ぐきや周囲の組織に炎症を起こしやすく、慢性的な腫れにつながることがあります。抜歯によって炎症の原因がなくなると、フェイスラインの見え方が変わる可能性があります。
②噛みしめによる筋肉の緊張が和らぐ
親知らずが噛み合わせに影響している場合、無意識に噛みしめが強くなり、エラ周辺の筋肉が張ることがあります。筋肉の緊張が緩和されることで、噛みしめによる張りが軽減される場合があります。
③歯ぐきの盛り上がりが改善する
完全に生えきらない親知らずは、歯ぐきが盛り上がった状態になりやすく、奥歯のあたりが膨らんで見えることがあります。抜歯によりそのふくらみがなくなると、横顔や斜めからの印象が変わる可能性があります。
④一時的なむくみが改善する
炎症や違和感があると、血流やリンパの流れが滞り、むくみにつながる場合があります。原因が解消されることで、顔全体のむくみが軽減されるケースもあります。
これらの変化は、骨格の変化ではなく、あくまで見た目の印象によるものと考えられています。抜歯を検討する際は、小顔効果だけを目的にするのではなく、口腔内の状態を踏まえて判断することが大切です。
2. 親知らずを抜歯しても見た目に大きな変化が出にくいケース

一方で、親知らずを抜歯しても顔の大きさや輪郭に変化を感じないケースも少なくありません。
①まっすぐ正常に生えている場合
上下の親知らずがまっすぐ生え、噛み合わせや歯ぐきに問題がない場合、抜歯しても周囲の状態に大きな変化が起こりにくいとされています。
②炎症や腫れがもともとない場合
抜歯前から腫れや痛みがなく、歯ぐきの状態が安定している場合、見た目の変化を感じにくい傾向があります。
③顔の骨格が影響している場合
顔の大きさや輪郭は、顎の骨や頬骨など骨格による影響を受けやすいとされています。そのため、抜歯だけで印象の変化が現れるとは限りません。
④噛み合わせに大きな影響がなかった場合
親知らずが噛み合わせに関与していない場合、筋肉の使い方に変化が起きにくく、輪郭の印象も変わりにくいと考えられます。
⑤一時的な変化に気づきにくい場合
抜歯後は一時的に腫れが出ることがありますが、治まるにつれて見た目の印象が落ち着くこともあり、変化を実感しにくい場合があります。
このように、抜歯後の見た目の変化には個人差があります。期待する変化だけにとらわれず、ご自身の口腔内の状態に合わせて判断することが重要です。
3. 親知らずの抜歯で見た目の印象が変わる可能性と注意点

親知らずの抜歯は、見た目の変化ではなく口腔内の健康維持を目的とした処置です。見た目の印象に関する情報だけにとらわれず、注意点もあわせて理解しておくことが大切です。
①抜歯後に一時的な腫れが出ることがある
抜歯後は数日から1週間程度、頬や顎に腫れが出ることがあります。この期間は、一時的に顔が大きく見えることもあります。
②片側のみの抜歯では左右差が出ることがある
片側だけ抜歯した場合、腫れの影響で左右差が目立つことがありますが、多くは時間の経過とともに落ち着くとされています。
③小顔への期待だけで判断しない
小顔目的で抜歯を考えると、期待と結果の差に戸惑うことがあります。治療の目的や必要性は、歯科医師と相談することが大切です。
④回復の経過には個人差がある
腫れやむくみの引き方には個人差があり、体調や生活習慣も影響することがあります。無理をせず、指示されたケアを行いましょう。
⑤将来を見据えた口腔環境の管理が重要
親知らずの抜歯は、むし歯や歯ぐきのトラブル予防につながることがあります。見た目だけでなく、将来のお口の健康を見据えた管理を意識しましょう。
親知らずの抜歯による印象の変化は副次的なものであり、治療の本来の目的を理解したうえで判断することが重要です。
4. 親知らずの抜歯を検討する際に知っておきたい判断ポイント

親知らずの抜歯を考える際は、見た目の印象だけでなく、口腔内全体の状態や将来的な影響を踏まえて判断することが重要です。ここでは、事前に知っておきたいポイントを整理します。
①抜歯の目的を理解しておく
親知らずの抜歯は、小顔になることを目的とした処置ではありません。親知らずの抜歯は、むし歯や歯ぐきの炎症、周囲の歯への影響を防ぐことが主な目的とされています。見た目の変化については医学的に確立された目的ではないため、過度な期待は避けましょう。
②生え方や位置による必要性の違い
親知らずが横向きや斜めに生えている場合は、清掃が難しく炎症を起こしやすい傾向があります。一方で、まっすぐ生えて問題がなければ、必ずしも抜歯が必要とは限らず、状態の見極めが大切です。
③年齢や体調が与える影響
一般的に、年齢が上がるほど骨が硬くなり、抜歯後の腫れや回復に時間がかかることがあります。持病や体調面も考慮し、無理のないタイミングを検討することが重要です。
④抜歯後の生活への影響
抜歯後は腫れや痛みが出ることがあり、食事や会話に一時的な制限が生じる場合があります。仕事や学校の予定を考慮し、余裕をもったスケジュール調整が必要です。
親知らずの抜歯は見た目の印象だけで判断するものではなく、現在と将来の口腔内の健康を考えたうえで、歯科医師と相談しながら慎重に決めることが大切です。
5. 名古屋市南区の歯医者 やくし歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療

名古屋市南区の歯医者 やくし歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療
名古屋市南区の歯医者「やくし歯科・矯正歯科」では、一人ひとりの状態に寄り添い、将来を見据えた治療をご提案しています。
親知らずに関するご相談・診断・抜歯治療も幅広く対応しており、他院紹介や外部医師の派遣ではなく、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
日々様々な症例に向き合い、丁寧で安心できる診療を心がけています。
また、診断の精度や治療の安全性向上のため、医療機器の導入も積極的に行い、小さなお子さま連れの方でも通いやすいように託児サービスも行っています。
<やくし歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>
①的確な診断と分かりやすい説明
親知らずは斜めや横向きに生えているケースも多く、抜歯が必要かどうかを見極めるには正確な診断が不可欠です。当院では、高精度なCTやデジタルレントゲンを使用し、親知らずと周囲の神経や血管との位置関係を立体的に把握し、撮影した画像を使いながら、患者さんに分かりやすく丁寧にご説明します。
➁痛みや不安に配慮した麻酔法
抜歯が必要な場合には、局所麻酔や笑気麻酔に加え、眠ったような状態で抜歯治療を行う静脈内鎮静法が選択できます。
➂「抜かない」という選択肢も
すべての親知らずを抜歯する必要があるわけではありません。まっすぐに生えていて問題がなければ、無理に抜歯せず定期的な経過観察を行うケースもあります。患者さんの将来の健康やライフスタイルを考慮し、柔軟な対応を心がけています。
親知らずの治療は、単に「抜く・抜かない」の判断だけではなく、将来の健康を見据えたトータルな視点が必要です。
まとめ
親知らずの抜歯によって顔の大きさそのものが大きく変化するケースは多くありませんが、炎症や腫れが落ち着くことで、フェイスラインの印象が変わることがあります。見た目の変化には個人差があるため、小顔効果だけを目的に判断するのではなく、医学的な必要性も踏まえて検討することが大切です。不安や疑問がある場合は、事前に歯医者で相談し、自分の状態に合った選択を理解しておきましょう。親知らずの抜歯についてお悩みの方は、名古屋市南区の歯医者 やくし歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

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