2016/11/14
11月は3日(文化の日)と23日(勤労感謝の日)を休診日とさせていただきます。
2016/10/24
10月は10日(体育の日)を休診日とさせていただきます。
2016/09/30
患者様から当医院に対して、お言葉を頂きました為、患者さんの声を追加しました。
2016/09/05
9月は19日(敬老の日)と22日(秋分の日)の2日を休診日とさせていただきます。
2016/09/02
8月11~14日は休診とさせていただきます。
2016/07/29
口臭治療
ご自身やご家族、大切な人が口臭で困っていませんか?
口臭は大きく社会的生活や地位に支障をきたすものです。
口臭があることにより、気になってしまい仕事がうまくいかなかったり、家族や友達、大切な人とのコミュニケーションに自信がなくなってしまったりします。
中にはお子さんやお孫さん、パートナーに指摘されることもあります。
実は口臭にも色々種類があり、生理的口臭による真性口臭症、歯周病等の病的由来による真性口臭症、異性口臭症、仮性口臭症、口臭恐怖症などが挙げられます。
実際に口臭がある方で、原因のほとんどはお口の中にあります。
特に口臭は虫歯や歯周病、舌苔と言われる舌の汚れから由来していることが多いです。
磨きにくい部位や適合の悪いかぶせものなどがあっても汚れが溜まりやすく口臭の原因となります。
口臭治療は歯科医院で行うことができます。
必要に応じて専門性の高い病院へご紹介も行なっておりますので、詳しくは一度ご相談ください。
2016/07/15
2016/07/15
義歯
入れ歯で噛めない、はずれてしまう、食べカスがつまりやすい
入れ歯でこんな悩みを抱えている人は多いと思います。
入れ歯を成功させる秘訣としては、全体の噛み合わせのバランスを整えることが非常に大切となってきます。
歯がなくなったところに入れ歯を作ればそれで良いというわけではありません。
入れ歯をひっかける歯の治療を行ったり、反対側の歯の噛み合わせを整えたりすることが入れ歯の成功には必要不可欠です。
入れ歯をいれる歯ぐきの状態が整っていること、入れ歯のバネをひっかける歯の状態が万全であること、しっかりフィットした入れ歯を作ること、なども大切な要素となってきます。
また入れ歯にはいくつか種類があるため患者様の要望に沿って作製する入れ歯を材質や設計を考えます。
保険の部分入れ歯(部分床義歯)

何本かの歯がなくなった時に作製します。
主にバネを残っている自分の歯にひっかけることにより入れ歯を安定させます。
バネをひっかける歯を鉤歯と言い、鉤歯がしっかりしているほど入れ歯は安定します。逆にぐらついて弱っている歯はあまり鉤歯としては役割を果たすことができません。
保険の部分床義歯のメリットとしては、比較的安価に作製することができる、ブリッジと比べあまり歯を削らなくても良い場合が多い、などが挙げられます。デメリットとしては、毎回取り外して清掃しなければならない、鉤歯に負担がかかり自分の歯の寿命が短くなる、金属のバネが見えるため見た目が悪い、入れ歯の性質上どうしても歯ぐきと入れ歯の間にものがはさまる、などが挙げられます。
自費の部分入れ歯(ノンクラスプデンチャー)

保険の入れ歯は金属のバネが見えるため見た目が悪く、いかにも「入れ歯をしています!」ということがわかりますが、ノンクラスプデンチャーはバネに金属を使用していないためほとんど入れ歯ということがわかりません。
また保険の入れ歯と比べ、より入れ歯の精度が高いためフィットが良いという利点もあります。
保険の入れ歯と比べやわらかい素材のため、症例によっては作製できなかったり、金属で補強する必要があったりしますので、担当医とよく相談してください。
義歯による全体的な噛み合わせ治療
上の義歯が合わず、噛むたびに痛みがありました。
また下の入れ歯もろくに使えず、前歯もボロボロになっていました。
前歯の歯周病治療と、入れ歯を新しく作り直し噛み合わせを良くすることで、とても楽しく食事をすることができるようになりました。
- 作成前

- 新規作成後の調整中

2016/05/25
症状:歯ぐきから血が出る、膿が出る、歯ぐきが腫れる、歯ぐきが痛い、歯が揺れる、口の中が匂う、歯が痛い、噛むと痛い
歯周病
- 治療前の歯ぐき
歯ぐきが赤く腫れています
- 治療後の歯ぐき
きれいなピンク色の引き締まった歯ぐき
歯周病とはどのような病気か皆さんご存じですか?
歯周病とは、細菌やプラーク(歯の汚れ)、歯石が原因となり、歯ぐきの中にある歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。
しかも、ほとんど自覚症状のないまま進行し、気付いたときには手遅れ・・・
ということも少なくありません。
症状とはしては、歯ぐきから血や膿が出る、歯ぐきが腫れる、歯ぐきが痛い、歯が揺れる、口臭がある、歯が痛い、噛むと痛い、などが挙げられます。
- 健康な骨

- 歯周病で溶けた骨

歯周病はサイレントキラーとも呼ばれ、本人が気付かないまま、歯ぐきの中の骨を溶かしていってしまいます。
末期になってはじめて痛みや腫れ、歯の揺れといった症状が起こることが多いので、非常に恐ろしい病気と言えます。
健康な骨であれば、歯を十分に支えることができるため、揺れて抜け落ちてしまうこともありません。しかし歯周病が進んでいくと、歯の周りの骨が溶けて歯を支えることができなくなってしまうため、歯が揺れてきて、ついには抜け落ちてしまいます。
治療法
まずは予防として日々の歯みがきが非常に大切になります。
正しい歯みがきを行うことで、歯の周りの汚れや細菌を物理的に除去することができます。
どんな歯医者できれいにしてもらっても毎日の歯みがきを疎かにしてしまっては何の意味もありません。
1日も経てば、汚れはびっしりついてしまいます。
人それぞれ歯並びやお口の中に入っているかぶせものも違いますから、我々プロである歯科医師や歯科衛生士が正しい歯みがきの仕方をアドバイスさせていただきます。
- 歯石取り前

- 歯石取り後

では、歯みがきだけしていれば歯医者に行かなくて良いかというと決してそうではありません。
唾液の中や飲食物の中にはカルシウムやリンが存在しており、それが汚れと合体すると歯の表面に石が付着してきます。これが歯石です。
歯石の表面は非常にザラザラしているため、さらに汚れや歯石が付きやすくなります。よってそのままにしていると歯ぐきは炎症を起こし、歯周病が進んでいく原因となってしまいます。
歯石取り後の写真を見てもらってもわかるように、歯ぐきが炎症を起こし赤くなっていることがわかります。
歯石取り後は歯の表面をピカピカに磨き上げ、汚れや歯石がつきにくい状況をつくります。
コーティングを施したピカピカの車は汚れが付きにくいですよね?
それと同じ原理です。
ただし、ヒトは生きていくために毎日ごはんを食べますから、次第に歯の表面はざらついてきて、歯石がついてきます。
2〜3ヶ月に一度歯医者に行き、定期検診でクリーニングしてもらうことがとても重要です。
歯ぐきの中に歯石が付着し、周りの骨が溶けています

さらに歯周病が進んでくると歯ぐきの中にも歯石や汚れがたまってきます。
歯石や汚れは「歯周病菌の基地」のようなものなので、歯ぐきの中に歯石があると歯周病菌による歯を支える骨が直接攻撃されてしまい、比較的早く骨が溶けていってしまいます。
これらは歯みがきだけでは決して取ることができないため、より専門的なクリーニングが必要になってきます。
いわゆるSRP(スケーリングルートプレーニング)と言われ、歯ぐきの中の歯石や汚れを細かい超音波の器具や、手用の繊細な器具を用いて除去していきます。歯石が取れたら、ざらついている歯の表面を滑沢に磨き上げます。
私たち、やくし歯科医院のスタッフは痛くない無痛治療を心掛けています。
場合によっては、歯ぐきの中の深いところをクリーニングするため、痛くないように表面麻酔などをして治療することも考えております。
歯ぐきを開いてクリーニング

歯周病がひどく、SRPだけでは対処できないこともあります。
その場合は歯ぐきを開いて、歯ぐきの中が見える状態で徹底的にクリーニングを行います。
これを専門的にFOP(フラップオペレーション、歯肉剥離掻爬術)と言います。
揺れている歯に対しては接着材やつながったかぶせものを入れることにより、固定を行い、歯が長持ちするように処置をしていきます。
- 歯を接着剤で固定しています

- つながった仮歯で固定しています

歯の周りの汚れや歯石を除去して、きれいになると歯ぐきの炎症が治まってきます。
しかし、歯周病の進行した歯は支えてくれる骨が少ないため、そのままでは噛むたびに揺れて痛んだり、負担に絶えられず、再び炎症を起こしてきてしまいます。
そのため、しっかり歯が機能するように全体の噛み合わせの調整を行ったり、つながったかぶせものを入れて、歯と歯を固定して揺れない状態をつくります。
歯周病の治療を行い、噛み合わせを整えて、
最終的なかぶせものでつなげて歯を守っています
健康的な引き締まったピンク色の歯ぐきになっています。

その後は、定期的なメインテナンス(2〜3ヶ月に一度の定期検診)を行い、歯ぐきの状態をチェックしたり、噛み合わせの確認を行ったりして末永くご自身の歯が使えるように管理をしていきます。
歯周病の治療は我々、名古屋市南区の歯医者 やくし歯科医院スタッフ一同にお任せください!
2016/05/25